ヘルシング機関によるレポート

 

 ターゲット 牧師(本名不明)

 

 セラスを犯そうとした変態牧師。胸を触られたとセラスの証言からこの牧師は巨乳好きだったと分析される。

 その分析結果を元に、彼が吸血鬼になる過程を想像ではあるがここに書き記す。おそらくミレニアム(吸血鬼製造機関)の少佐とこのような会話があったのだろう。

 

 

 少佐「君。さっきからこの古本屋で二時間以上も巨乳のエロ本を読みっぱなしだな」

 

 牧師「ああ、このエロ本はプレミア価格で三十万もするんだ。俺のような平民には手も足もでやしない代物だからな。たっぷり立ち読みするしかないだろ?」

 

 少佐「ふむ。ところでチェダース村は知ってるかね? あそこには良い巨乳の女達がいる。実に爽やかで綺麗な巨乳の美女達がな」

 

 牧師「はっ! それがどうした? ただ見るだけならエロ本を見るだけで十分だ。それにその綺麗な巨乳とやらに触れたら猥褻罪で俺は捕まる。そんなリスクは嫌だね」

 

 少佐「ところがどっこいだ。私には捕まらず変態行為を可能とする技術を与えることが出来る。どうだ? 欲しいか? そろそろ本だけじゃ飽きた頃だろ? それに君童貞だろ?」

 

 牧師「た、確かに俺は童貞だ……! (なんでわかったんだこのデブがあああ……!) しかし本当にそんなこと可能なのか? だったら今すぐくれよ。やれるもんならな!」

 

 少佐「よろしい。童貞卒業の一歩だ。ドク!(指をならす)彼に最高の施しを! 施術を!」

 

 

 ──と言ったドラマがあったのだろう。そして彼は吸血鬼となり、チェダース村を襲い、我々の機関員アーカードに葬られた。現在我々は彼の身元を調査中である。

 

 

 

他のターゲットのレポートは次回にて。

終。

 

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